この記事では私が運営する野外トレーニング場に野芝を敷いた例に基づいて、自分で天然芝を敷くときの手順をまとめたいと思います。
芝が1年で横に広がる過程を記録した記事もあります。よろしければご覧ください。
下地作り
耕す
まずは芝生を敷く部分の除草をしておきます。芝の生育の妨げにならないようにするためです。
また、地面が踏み固められたり砂利が多かったりするのあれば、できれば耕して石を取り除いておくことをおすすめします。
生育環境にあまり気を遣う必要はない芝ではありますが、より根が伸びやすくなるように、また、後の管理に困らないためにも、植物がのびのびと育つ環境を用意しておきたいところです。
必要であれば土に用土を混ぜる
土が極端に粘土質であったり砂質である場合は、必要に応じて用土を混ぜ込みます。最低限の通気性や排水性は大切です。
粘土質である場合は腐葉土や川砂などを混ぜると柔らかい土壌になりますし、砂質である場合は腐葉土や赤玉土、黒土などを混ぜると良いと思います。
粘土質であっても砂質であっても腐葉土はおすすめです。土壌改良という意味では確実で手っ取り早い方法だからです。土の団粒化の効果も期待出来て、肥料効果も望めます。
均す
土の準備が出来たら芝を置く面の凹凸を無くすために均します。凹凸が少ないほうが芝生が定着しやすいです。
レーキを持っている方は便利ですが、持っていない方は垂木などの長さのある棒で均すのも良いと思います。
私は腐葉土をすき込む意味を兼ねて、ある程度はレーキで均し、最後は垂木で凹凸の凸の部分を削ぎ取り凹の部分を埋めるようにします。平面を作るのが難しい場合は、山砂を敷いて整地すると簡単です。
芝生の面を水平にしたいのであれば、このときに垂木の上に水平器を置き、水平をとりながら作業をすると一石二鳥です。

今回私が芝生を敷いた面は、ヨガやストレッチがしやすいように水平にしたかったため、水平器を使いました。
ただ、この時点で水平にしても、芝生を敷いた後にどうしても凹凸ができてしまうので、こだわり過ぎないでいいです。ちなみに、芝生を敷いた後の凹凸は目土で均します。
下の写真は今回芝生を敷く場所の下地の準備が一旦できた状態です。

芝を敷く
ちなみに今回わたしが敷いた芝生は、日向ターフという改良型の野芝です。野芝は丈夫で管理が楽です。
芝を並べる
下地の準備が出来たら芝生を置きます。
すぐに芝生の絨毯を楽しみたい方は間隔を空けずに置き、芝が時間をかけて広がるのを待てる方は、節約になるので、適宜、間隔を空けて置きます。
生育環境にもよりますが、芝同士の間隔が5cm程度であれば1年ほどで芝が横に生長して隙間が埋まると思います。
芝が滑り落ちるくらいの勾配がある場所に置くのであれば、芝用の竹串(竹目串)などを打ち込んで留めます。
芝用の竹目串とはこのような製品です。ハンマーなどで釘を打ち込むのと同じように、地面に打ち込んで芝を留めます。
目土を入れる
芝と芝の間と、芝の上に目土を入れます。下地に腐葉土などを混ぜて保肥性や通気性、排水性が確保された土壌になっていれば、「目土」として販売されているものでなく、山砂などでも問題ありません。
実は目土にも山砂が配合されていたりするのですが、目土は通気性や排水性が良くなるように他の物も配合されているので、芝生の環境としては機能性が優れています。
しかし、金額的には山砂の方が安価ですし、通気性や排水性に支障が出ることは基本的には考えられないので選択肢に入れて大丈夫です。
芝どうしの間に目土を入れる主な目的は、面の高さを合わせて凸凹を少なくするのと、芝が横に根を張っていきやすくするためです。芝どうしの間に目土を入れないと根が乾燥しやすくなり、定着が悪くなります。
芝の上に目土を被せる主な目的は、芝の根の隙間に目土をすり込んで乾燥を防ぎ根の定着を促すのと、面の凸凹を少なくするためです。
天然芝をホームセンターなどで購入する場合、30×30cmほどにカットされた芝を束で購入すると思いますが、このカットされた芝の厚みや密度は均等とは限りません。密度が小さかったり大きかったり、厚かったり薄かったりします。このムラを埋めるために目土を被せることが大切です。
私は目土を被せて手でスリスリと擦りつけて芝の目にすり込みます。
下地を準備するときに地面を水平にしても、芝を置いた後の目土での仕上げをしないと凸凹になります。
反対に言えば、下地の地面が完璧な水平ではなくても、ここの工程で水平を調整することができます。
いずれにしても、芝が定着し伸び始めて芝刈りをしていく過程で、適宜、目土を入れて凹凸を少なくしていくと良いと思います。
たっぷりと水をかける
目土を被せた後は、目土を沈み込ませるために、また、根と土を密着させるために水をたっぷりとかけます。
水をかけた後は、足で踏み締めるなどの方法で芝と土を密着させてください。
翌日から根が土に定着するまでの水やりは、乾燥防止を目的とする程度で良いと思います。
ちなみにここまで終わった状態が下の写真です。

水道のホースが届かないため充分には水やりができておらず、目土がしっかり沈んでいませんが、できればもっとたっぷりの水をあげたいです。
まとめ
芝生の敷き方は目土の梱包袋の裏に記載されているのですが、各工程の理由が書かれていなかったり、商品によって説明が違ったりするので、私なりの芝生の敷き方を紹介してみました。
芝生に生えてくる雑草への対策として、芝は生かして他の草は枯れさせる芝用の除草剤があります。芝用除草剤では、コストパフォーマンス的にこちらがおすすめです。
水に溶かして噴射するための道具はこちらが便利です。電源などは必要なく、手動で完結するのでお手軽です。
これから庭づくりを始める方はこれらの記事も参考になるかもしれません。


![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/44a8a77e.65d5bffd.44a8a77f.5bae9327/?me_id=1356014&item_id=10000042&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fhyuugashiba%2Fcabinet%2F05960302%2Fsp_hyuga_01.jpg%3F_ex%3D240x240&s=240x240&t=picttext)




