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【ゴツゴツorスベスベどっち派】趣のある幹肌・木肌の樹種(落葉樹)

庭木の味わい方は様々です。新緑、花、紅葉、落葉後の樹形、香りなど。

その中で、幹肌も樹種により様々で、樹木の楽しみの1つと言えます。

この記事では、幹肌にゴツゴツやザラザラがあるタイプスベスベタイプに分けてまとめたいと思います。好みの植木や庭に合う植木をお探しの方の参考になれば幸いです。

幹の存在感が強い木ということで、比較的、幹が太くなる高木を中心に取り上げることになります。高木は一般的な家庭の庭に植えるのは覚悟が要りますが、上手に他の木とレイアウトして、定期的に剪定をしていけば決して付き合っていけなくはありません。

ちなみに、日本三大美幹として括られている、ヒメシャラ、アオギリ、シラカバは私が言うまでもなく美幹で名を馳せているので、この記事では取り上げません。

こちらはおすすめの植木屋さんです。品種も樹形も豊富で選択肢が多いので助かります。

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幹肌に凹凸がある木

凹凸といっても武骨なゴツゴツ系や切れ目が入るタイプなど様々あります。今回は一般的に入手しやすい、多くの人が一度は名前を耳にしたことがある樹種を取り上げます。

コナラ

武骨なゴツゴツ系の「これぞ雑木」という趣のある幹肌で、雑木林風の庭を作りたいのであれば少なくとも1本は植えたい木です。

自然に任せていても樹形の雰囲気に趣が出ますし、他の木に木陰を作り、かつ、他の木が枝葉を伸ばすスペースを作りたいのであれば、下枝をどんどん選定していくことで上にスラーっと伸びていきます。

病害虫にも比較的強く、日照にも特に気を遣う必要はありませんが、都会の直射日光やコンクリートの照り返しがガンガンあたるような場所では配慮が必要なようです。

コナラはどんぐりが生る木としても有名で、小さな子どもたちにとっては木登りもしやすく、どんぐりも落としてくれる素敵な木になります。

クヌギ

クヌギはコナラと同じような扱いをされる部分も多い樹種ですが、コナラより葉も幹もワイルドな印象があります。葉は縁がギザギザで幹の皮も荒々しいです。

コナラと同様、雑木らしい趣が強く、どんぐりも生ります。どんぐりはコナラより大きく丸みのある形です。

また、傾向としては、コナラよりはまっすぐ伸びる性質が強いので、柔らかい曲がりのある樹形が好きな方は特別な理由がないのであれば、コナラを選ぶ方が無難です。

庭木を薪にする方は少ないかもしれませんが、良質な薪になる木として有名な樹種でもあります。

ヤマザクラ

ヤマザクラの幹は写真のように横筋が出てくるのが特徴で、ザラザラした見た目と触り心地です。

半日陰くらいの環境でも特に弱ることはなく育つそうですが、バッチリ日が当たる場所で健康に育ちます。木陰を作る役割を任せるのにも向いています。

桜なので花も綺麗ですし、一般的に病害虫の被害を受けやすい桜ではありますが、ソメイヨシノより強い傾向があり、花も長く持ちます。
私のご近所さんに高さが6mくらいのヤマザクラが2本ありますが、これまで消毒などをしなくても一度も病害虫の被害は受けていないそうです。そのヤマザクラが植えてある環境が通気性が良く日当たりがバッチリなのも被害を受けない理由だと思います。

アオハダ

アオハダは大きくなるとスベスベの幹肌に小さなブツブツが出てきてザラザラした触り心地になります。とはいえ、大部分がスベスベしているのでスベスベタイプに分類してもいいくらいです。

外皮が薄く、剥がすと青い木肌が現れることからアオハダという名前になっていると言われています。

アオハダは下で取り上げるアオダモ同様、庭木として人気で特に株立ちの人気が高いようです。

アオハダのもうひとつの魅力は秋の黄葉です。しっかりと黄色に染まり、落葉もそれほど早くはないので、黄葉する木を庭に取り入れたい方にはおすすめです。

幹肌がスベスベしている木

アオダモ

アオダモの幹肌は凹凸が少なくスベスベしています。白斑が出やすいのも特徴で、幹肌だけでもおしゃれに見えます。

アオダモはあまり手もかからず成長が緩やかなこともあってか、とても人気な樹種で、特に庭木としては株立ちのアオダモが選ばれているようです。私自身も自宅と運営しているトレーニング広場に1株ずつ株立ちのアオダモを植えており、トレーニング広場には単木のアオダモも植えています。

アオダモの魅力はなんといってもスラっとした樹形と小ぶりな葉が醸し出す軽やかさです。
下部にはあまり枝が出ずにすっきりしており、上部の主張しない枝葉というバランスから他にはない趣を感じます。
それでいて幹は高級な木製バットに使われるほど強靭なのだそうです。

日当たりを好み、病害虫には特に気をつける必要はなく、樹高はヤマザクラなどに比べると低く収まることが多いようです。

シラキ

シラキの幹は白に近い灰色でスベスベした感触です。葉が大きく、あまり知られていないかもしれませんが、紅葉がとても綺麗な樹種でもあります。

小高木という括りに分類され、樹高は放っておいても8mほどには収まるため、コナラやクヌギ、ヤマザクラといった高木よりは庭でも扱いやすいと思います。
下部にはあまり枝が生えず、上の方で大きな葉が茂るため、自然と他の中木や低木などの枝葉を伸ばすスペースを確保しながら木陰を作る役割ができます。

ヤマボウシ

ヤマボウシは年数が経つと上の画像の幹のように樹皮が剥がれることも多いですが、樹皮自体はスベスベしています。
ちなみに、ヤマボウシの樹皮が剥がれるのは、病気ではなくヤマボウシ自体の性質です。

中高木の括りに入れられることが多く、自然状態では10mくらいになるそうですが、一般的な家庭の庭ではそこまで大きくなることは多くないと思います。

ヤマボウシは柔らかい雰囲気の葉や秋の紅葉、白い花、赤い実など色々な楽しみがあり、樹形も自然と整いやすく、シンボルツリーにも適していますし、木陰を作る役割もできます。

日照条件も暗い日陰でなければ特に気をつける必要はありませんが、日なたで育つと太く逞しい印象になるので、繊細な樹形を好むのであれば、木陰や建物の陰などに植えるのがおすすめです。

ジューンベリー

ジューンベリーは今回取り上げる樹種の中では樹高も低く、幹があまり太くなりませんが、存在感のあるおしゃれな幹です。アオダモのようにモダンな雰囲気もありながら雑木らしい野趣を感じます。

ジューンベリーは日照条件や剪定などにあまり気を遣う点がなく、ローメンテナンスな樹種だと思います。
実は生で食べても美味しいので小さな子どもが喜びますし、紅葉も茜色で秋の雰囲気を演出してくれて、庭木としてとても便利で優秀です。
実は小鳥との取り合いになります。

まとめ

木肌は木の種類の数だけ個性があり、どのように趣を感じるかも人それぞれなので、今回はかなり私の個人的な好みで取り上げた感があります。

スベスベ系では他にもアカシデやヤマボウシもありますし、つるつる系ではサルスベリが最も良く知られる木の1つです。
なお、中木に分類される樹種には、スベスベ系が多い傾向です。

ただし、木は幹肌だけでなく花や葉、樹形などを含めた全体の雰囲気で植えるかどうかを選ぶと思いますので、幹肌はあくまでも選択の要素の1つだと思います。

庭木を選ぶ際には、幹肌がどのような性質なのかも含めて検討してみてはいかがでしょうか。

植木のインターネット購入を検討している方は、こちらの記事もご覧ください。私が実際に色々なショップで購入してみた結果のおすすめの植木屋さんも紹介しています。

植木を選定中の方に向けた別の記事もあります。よろしければご覧ください。

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