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モルタルに合う山砂と整地に合う山砂

庭づくりやDIYに慣れない頃、インターネットで整地やコンクリートの作り方を調べていると、資材として“山砂”を使用する説明を目にします。

私は戸建住宅を購入して庭づくりを始めた頃、知人から山砂を使って整地をすることを勧められ、ホームセンターで「山砂」と書かれた袋入りの砂を買ってきて庭に敷いてみました。
しかし、その山砂は新築の際に外構業者が工事をした他の場所の山砂と違い、サラサラしていて踏んだり水を流したりすると動いてしまい、安定してその場所に居座ってはくれませんでした。

反対に、モルタルを練る際に、砂の卸売り業者から整地用に購入した山砂を使うと、ザラザラ感があり、混ぜる際に泥の色が目立ちました。

このように一括りに“山砂”と言っても、内容によって適した用途が違うのですが、あまりこうした側面を教えてくれるネット記事や動画は見当たらないようなので、DIYや庭作りを始めたばかりの頃の私のように資材について詳しくない方のために、ホームセンターで買える砂の選び方や適した使い方をまとめてみたいと思います。

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コンクリート資材として陳列されている山砂

ホームセンターでコンクリート用のバラス(砂利)と並んでいたり、生セメントの袋の近くに陳列されている山砂は、十中八九、粒が細かくて泥が少ない山砂です。袋売りの商品が多く、袋にコンクリートやモルタルの作り方が書いてあったりするものが多いです。

そうした山砂は、セメントと混ぜて使うのにはもちろんですが、他には砂場にも向いています。

その反面、地面に敷いても締まりにくいので、後で書く粒度が大きく不揃いな山砂に比べると整地や埋め戻しには適しているとは言いにくいです。

ちなみに、セメントの骨材としては他に、単に「砂」と書かれているものや「川砂」があります。

どのように考えて選べばよいのかというと、まず、「砂」と書かれている商品は海砂である場合も多いそうで、海砂は塩分が入っているというデメリットがあります。
モルタルやコンクリートを鉄筋や構造材などの金属製品と接するように使用する場合は、塩分が金属のサビの原因になります。

一方、海砂は砂遊び用の砂としては固まりやすい側面があるので、砂場には向いています。

「川砂」は山砂より粒が細かいことが多く、角が取れています。そのためか、セメントと混ぜると、山砂よりキメが細かくねっとりした感じになります。
一方、粒度が小さく揃っていることが、モルタルやコンクリートの強度にとっては欠点となり、山砂を混ぜる場合より、荷重に対しては脆くなりやすいです。

私は滑らかに仕上げたい面に塗るモルタルを作る場合は川砂で、その他はだいたい山砂といった使い分けをしています。

川砂を砂場に使用する場合は、手触りは山砂や海砂に比べて優しいですが、固まりやすさは劣ります。

また、川砂は吸水率が低く、かつ固まりにくいため、植物を育てる土壌の水はけを良くする目的で土に混ぜ込むのには適しています。

DIYで少量ずつモルタルやコンクリートを作る方法をまとめた記事もあります。

ホームセンターの量り売りや砂利業者から買う山砂

大型のホームセンターだと、店外に量り売りの山砂が販売されていることがあります。だいたい、用意されてあるバケツなどで一杯○○円という単位で購入できます。それを自分で土嚢袋などに入れて持って帰ります。

もちろん、ご自身で見て触って確認して欲しいのですが、そうしたタイプの山砂はコンクリート資材として陳列されている山砂より粒が粗く、不揃いな傾向があります。

粒度や形が不揃いなほど、地面に敷いた時の締まりが良いため、整地や埋め戻しなどに向いていて、雑草対策にもなります。
一方、粒が大きいため、薄く塗るためのモルタルには使いづらいです。

また、粒が不揃いなのはコンクリートの荷重に対する強度にとっては良い点なのですが、この手の山砂は泥の成分が多い場合があり、泥が多く混ざることによって強度が弱くなる可能性もあるため、DIYでセメントと混ぜるのには気をつけた方が良いと思います。

左が細かい山砂、右が粗い山砂

なお、整地用の山砂を大量に購入する場合は、地域の砂利業者などから買うと割安になります。

整地用の山砂には石が混ざったまま販売されているものもありますが、砂利業者さんから買う場合、石を取り除いてあるタイプを選べることもあります。石混ざりのタイプより少し金額は高くなりますが、自分で石を取り除くことになるのであれば、少し費用がかかっても、その方が都合が良い場合もあるので、業者さんにご確認ください。

以上、私が経験した教わる機会が少ない山砂のあれこれをまとめてみました。DIYや庭づくりの参考になれば幸いです。

これから庭づくりを始める方はこれらの記事も参考になるかもしれません。

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