植木の内部を食い荒らして、最悪の場合、枯らしてしまうテッポウムシ(カミキリムシの幼虫)。
私が運営している施設に植えているシラキもテッポウムシの被害を受けました。
正確には、テッポウムシの食害痕がある状態で購入しました。
あえて選んで購入したのではなく、インターネットで購入して届いた苗に食害痕があったのです。
届いた苗に穴があいたような痕を見つけたため、購入したショップに写真付きで問い合わせたところ、テッポウムシの食害だという回答でした。
傷口は塞がっているので、今後の生育には問題ないとの説明もありました。
少し悩みましたが、一度開封した苗を返品するのも面倒ですし、かっこつけて言うと、傷があるとはいえ返品するのは命の選別のようで気が引けるという観念もあり、そのまま植えることにしたのです。
この記事は、このシラキのテッポウムシの食害痕が時間を経ることでどのように変化するのかの写真付きの記録です。
ちなみに植え付け時の樹高は約1mで、植えた場所の日照条件は、ほぼ日なたです。
植え付け時
まず、植え付け時点での食害痕はこの状態でした。

穴が塞がっているのかイマイチ確信が持てず、当該部分の幹だけ瘤のように少しモリっとなっています。
穴に針金などを当てても刺さることはありませんでしたので、とりあえず要観察で過ごしました。
植え付けたのが冬だったのですが、テッポウムシによるダメージが残っているのか、春になると間もなく虫がつき、初夏には、幹の別の部分にヒビのようなものができました。
食害痕の部分から10cmほど上のあたりに縦に5cmくらいのヒビ、食害痕と同じ高さのあたりに2か所の1cmほどのヒビです。

免疫力が落ちていて、またしてもカミキリムシにやられたのかと思い、針金を当ててみましたが、内部まで穴があいているわけではありませんでした。
植え付けして年月が経過していないこともあるのでしょうが、全体的に葉が少ないこともあり、元気がないのは明らかなので、ヒビの部分も含めて全体的にとりあえずこちらのスプレーを使用しました。
その後、傷が広がるといった様子は見られません。
約1年後
そして、約1年後の食害痕がこの状態です。

食害痕は分かりやすく穴が塞がっています。
内部がどうなっているのかを見ることはできませんが、見た目の上ではテッポウムシの被害を感じません。
当初、こんなに早く傷が目立たなくなるとは思いませんでした。木の再生力を侮っていました。
今のところ、葉や枝の様子はとても元気があるようには見えませんが、とりあえず生きているので今後も気をつけて見ていく予定です。
また木の様子に変化が見られたら改めて記録します。



